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Pythonプログラムの書き方②

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以前の「Pythonプログラムの書き方①」 でPythonプログラムの書き方を学習しました。

振り返っておくとプログラムの書き方は以下の2種類といいました。

1.対話モードを使用する

2.ファイルにプログラムを書いて実行

以前は一つ目の方法(対話モード)しか紹介しませんでした。

しかし次回以降は1つ目の方法では実装でないので、新たに2つ目の方法を解説していきます。

ファイルにプログラムを書く

まず、いつもと同様IDLEを開いてください。

左上の「ファイル」>「New File」をクリックします。

f:id:programming_lab:20210829005144p:plain

すると次のようなファイルが開きます。

f:id:programming_lab:20210829005450p:plain

このファイルにプログラムを書いていきます。

その前にファイルを保存しておきます。

開いたファイルの左上「ファイル」>「Save As...」から名前を付けて保存します。

f:id:programming_lab:20210829005723p:plain

ファイルの場所はどこでもいいですがここではデスクトップに保存します。

名前は「PythonGame」にしました。(画像は一部塗りつぶしています)

f:id:programming_lab:20210829010242p:plain

それでは試しにプログラムを書いてみましょう。

以下のコードをファイルに入力してください。

a = 5
b = 3
c = a + b
print(c)

最後に使われているprint(c)というはPythonに入っている関数です。

引数に渡したものを表示してくれる関数で、引数には変数や文字列を渡すことができます。

前回までは「c」のみを書いてエンターを押すと次の行に値が出力されていました。

f:id:programming_lab:20210829011554p:plain

しかし、ファイルにプログラムを書く場合はエンターを押しても値が表示されません。

そこでprint関数を使用しました。

しかし書いただけでは何も起きません。

ファイルにプログラムを書く場合、プログラムを「実行」する必要があります。

プログラムを実行するには、まずファイルを「Ctr」+「S」で保存します。

そして、「F5」キーを押します。

もしファイルを保存しなかった場合は画像のようなウィンドウが出ますので、OKを押しましょう。

f:id:programming_lab:20210829024125p:plain

「F5」キーで実行するとIDLEの方に8と表示されました。

f:id:programming_lab:20210829012913p:plain

これはprint関数で表示させた変数cの値です。

無事ファイルに書いたプログラムを実行することができたようです。

保存済みのファイルをIDLEから開く

ファイルにプログラムを書くようになると、ファイルを閉じても続きからプログラムを作成できます。

では先ほど作ったPythonGameファイルをいったん閉じて下さい。

そして再度このファイルを開いてみたいと思います。

IDLEの左上から「ファイル」>「Open」をクリックします。

f:id:programming_lab:20210829013644p:plain

先ほど作成した「PythonGmae」ファイルを選択します。

f:id:programming_lab:20210829023127p:plain

すると、先ほどテストで書いたコード出てきたと思います。

これで続きからプログラムを書くことができます。

まとめ

ファイルにプログラムを書いて実行する方法をみていきました。

実はこれ以外にもファイルにPythonプログラムを書く方法はあります。

むしろ他の方法の方が機能が豊富だったりします。

しかし説明が難しくなってしまうため、今回はこの方法を説明しました。

その他の方法を知っている場合は、そちらの方法を使っていただいて問題ありません。

次項よりこの方法でプログラムを書いていきます。

次:関数を作ってみよう