環境構築なし!!Web上で手軽にPythonを実装&実行できる「TryJupyter」を使ってみた
通常Pythonを使う場合は自分のPC上に環境を構築しなければなりません。
しかし、初心者の方の場合環境構築でつまずくことや、難しいと感じることが多いと思います。
そこで、とりあえずPythonを体験したいという人にお勧めなのがTryJupyterというサービスです。
TryJupyterとは
TryJupyterとは一言でいえば、Web上でプログラムを実装・実行できるサービスです。
巷にはJupyterNotebookというPythonなどのプログラム言語を便利に実装できるサービスがあります。
それと同じものをWeb上で使えるのがTryJupyterとなっています。
サクッとお試しでPythonを体験したときなどにはピッタリのサービスですね。
TryJupyterの使い方
TryJupyterのページを開く
以下のリンクからTryJupyterのページに飛べます。
JupyterNotebookを開く
「TryClassicNotebook」をクリックするとJupyterNotebookが開きます
新規ファイルの作成
JupyterNotebookが開いたのでPythonコードを記述するための、新規ファイルを作成します。
左上の「File」>「NewNotebook」>「Python3」をクリック。
すると新しいページが開き、ファイルが作成される。
プログラムを書き込む
作成したファイル上のグレーの四角い領域にプログラムを書いていきます。
この領域をセルと呼び、プログラムを実行する単位となります。
セルは「Alt」+「Enter」または「Shift」+「Enter」で増やすことができます。
また不要なセルは選択した状態で、画面上部のはさみアイコンをクリックすると削除できます。
セルごとに実行されるのでプログラムの途中経過を確認したりできます。
Pythonプログラムを書いてみる
それではテストでPythonプログラムを書いてみましょう!
以下の画像のプログラムを書いてみてください
書き終えたら「Shift」+「Enter」または上部のRunボタンを押してみましょう。
すると1つ目のセルで計算した結果が出力されました!
プログラムを保存
先ほど作成したコードを保存しましょう。
ファイルの名前を変える
上部の「Untitled」と書いてある部分をクリックします。
すると以下のような画面が表示されますので、ボックス内の名前を変えましょう。
今回は「PythonTest」にしました。
右下のRenameボタンを押すとファイル名の変更が完了します。
ファイルをダウンロード
上部の「ファイル」>「Download as」>「Noteboook(.ipynb)」を選択します。
すると先ほどつけた名前のファイルが保存されます。
保存したファイルを読み込む
画面左上の「Jupyter」のロゴの部分をクリックします。
すると以下のような画面が開きます。
これがホーム画面でここに先ほどダウンロードしたものをアップロードします。
右上のUploadボタンを押すとエクスプローラーが開くので、先ほど保存したファイルを選択します。
すると、選択したファイル名が出てくるので右側のUploadボタンを押しましょう。
これでアップロード完了です。
クリックすると、先ほどと同じプログラムの画面が出てくると思います。
まとめ
以上がTryJupyterを使ってWeb上でPythonプログラムを作成する方法でした。
ちなみにTryJupyterはブラウザごとにファイルを管理しています。
なので、保存したものを他のブラウザで起動しようとしてもできません。
その場合またアップロードをする手順がいります。
あくまで簡単にPythonを試してみる用途での使用で、バリバリ開発するには向いていません。
しかし、手軽にPythonを体験したい場合にはかなり便利なサービスなのではないでしょうか?
Pythonを触ってみたいという人はまず、TryJupyterを使ってみるのをお勧めします!